スナディッシュの家具のメンテナンスについて

Sunadishでお取り扱いしております全ての北欧ビンテージ家具は、デンマークを中心に北欧から直接買い付けてきたものばかりです。

買い付け時には出来る限りよいコンディションの物を仕入れるよう努力しておりますが、すべて長年使われてきた家具たちなので汚れや傷、または修理が必要になる場合があり、買い付けてきた家具たちをそのままお客様のお手元にお届けする訳には行きません。

すべてのお客様が気持ちよくビンテージ家具をご使用いただけるよう、買い付けてきた家具をすべてメンテナンスをしてからお客様にお渡ししております。

それでは、Sunadishで行っておりますビンテージ家具の入荷からお客様へお届けできるまでの行程を説明させて頂きます。

1:検品

仕入れした家具はメンテナンス前にすべて検品をしてからメンテナンス計画を立てます。

この時に、分解出来るところは出来る限り分解し細部まで接合部のゆるみ等不具合がないかチェックします。

   
     

2:修理

検品時に発見した不具合箇所の修理を行います。不具合内容によって修理方法も変わってきますのでケースバイケースで対応しています。

突き板の剥がれている箇所もこの時に修理します。Sunadishではパテ等は出来る限り使用せず突き板の剥がれは家具に使用されている同じ材を使用し出来る限り目立たないよう修理することを心掛けています。

 

 
     

3:サンディング

家具の表面を磨き上げ滑らかに仕上げます。このサンディングにより浅いスクラッチ傷等は消えてしまいます。

サンディングで取りきれない深い傷等はそのままに致します。これは長い年月を重ねて出来た風合いとしてご理解をお願い致します。

また、多少傷等はあるがその家具の雰囲気が良い(良い味が出ている)と判断した場合はあえてこの行程は行いません。

 

   
     

4:塗装(フィニッシュ)

Sunadishでは家具に使用されている材により下記のようなフィニッシュを行っております。家具の雰囲気に合ったフィニッシュを考慮して施行します。

オーク材: ソープフィニッシュ、オイルフィニッシュ、ワックスフィニッシュ

チーク材: オイルフィニッシュ

ローズウッド材: オイルフィニッシュまたはシェラックを塗り重ねオイルにてポリッシュ(フレンチポリッシュ)

 

   
     

5:組み付け、調整

最後に、すべてメンテナンスが終わったパーツを組み付け最終確認を致します。

引き出しや引き戸等は感触を確認し必要であれば調整を行い滑らかになる様に致します。

 

     

6:張り替え

クッションカバー、内部のウレタン、ウェービングバンドは必要であればクッションカバー→張り替え、内部ウレタン→調整または交換、ウェービングバンド→交換しています。

クッションカバー張り替え作業は専門の職人さんにお願いしておりますが作業に入る前にSunadishからの要望等(オリジナルの雰囲気を壊さないよう等)打ち合わせを行ってから作業を行ってもらっています。

張り替えの必要のないクッションカバーはすべてクリーニングを行っております。

 

 
以上がSunadishで行っているビンテージ家具のメンテナンス行程です。Sunadishで購入いただいたすべてのお客様が安心して、また末永くご愛用いただけるよう一点一点丁寧に丹誠を込めて作業しております。